私たちの仕事は、クライアントのやりたいことをお聞きして、よりよい提案し、最終的にはより良い建築の完成までのお手伝いをさせて頂くことです。
そしてこれは、「和」であろうが「洋」であろうがそのアプローチは変わりません。ですから、敢えて言うなら…ですが、形式張ったものではない「和」に興味とこだわりを持っています。「和」の表現が私には、なんとなくしっくりくるんだと思います。「茶室」や「数寄屋」の場合は「和室」から直接つながりますが、洋風の場合にはちょっと遠回りになるのかもしれません。でも、私にとってはその方が考えやすいんです。「和室」や「数寄屋」「茶室」の空間に潜む『凛』と引き締まった空気に惹かれるものがあります。引き締まった空気感と落ち着きを与えてくれて、それでいてやわらかい、そんな
『 和 』 のニュアンスを手懸りに建築を心掛けています。
『和』,『数寄屋』,『茶室』などのキーワードで括ることが出来る建築には、それなりの決まりごとがあり、所謂、和風とか洋風…というおおきな括りではない細かなところでの、和風っぽさ、数寄屋っぽさ、茶室っぽさに繋がっていきます。歴史的に大工さんが口伝で伝えて来た決まり事のすべてを現代に生きる我々が把握することはできませんが、数をこなすことで気づき、解決できる部分もあって、それが考える側の中で処理できているかどうかで、和風っぽいかどうか、数寄屋っぽいかどうか、茶室っぽいかどうか…は決まってきます。おそらく、そんな微妙なところが『和』のニュアンスであり、
その、あと少しのニュアンスが非常に大事な部分であるように感じています。
お茶室、数寄屋建築、和風の店舗や住宅から和モダンまで、『和のニュアンス』をデザインコンセプトとして、” ~っぽさを求めて ”、幅広く、あなたの建築、あなたの住宅、あなたの店舗、あなたのお茶室…の設計をお手伝いをさせて頂いております。お気軽にご相談ください。
大阪を拠点にしていますが、全国どこでもご相談に応じます。お気軽にご相談ください。