ビュッフェ展をやっていたので、
茶室の見学のついでに見に行く。
…というか、
茶室の見学はいつでもいいのだが、
どうせなら興味のある展覧会をやってるときに…と、
この日を選択。
もうすぐこの美術館自体が、
改修工事で長期の休館になるしね。
ここの茶室の見学を、僕は勧めることが多い。
気候、天気など、その時の環境で全く印象が変わるから、
僕も何度でも見たいし。
ただ、所謂お茶室とは違う部分もあるから、
いい茶室…というよりは、
とにかく、
ものづくりの執念…みたいなものが感じられるお茶室だから。
…という説明は必ずします。
そうじゃないと勘違いしてしまいそうだから。
茶室見学の予約は他に時間があいておらず14時。
そもそも予約できる人数が少ないとはいえ、結構な人気。
時間が中途半端にだったので、
同行の知人が行ったことがない…ということで、
そう遠くない ↓ に久しぶりに。




まあ、印象深い建物なので、
始めてなら寄ってもいいですよね、ここは。
で、ここへ来たら、
当然 焼き立てバウム は食べますよね。
そんな感じで、
ラコリーナを少しだけ堪能して、美術館へ移動。
行きとは違う田舎道を走る。
空が広いので自然と、山の稜線と雲への意識が強まる。
雲の形を意識したのって久しぶり。
田舎道は結構な直線、少し曲がってまた直線。
合ってるの?…と、
ナビに不安を抱きながら、そんな道中を通り抜けて到着。
田舎道だったせいか、行きよりも帰りの方が遠かった印象。
道中で、
お茶室の見学の呼び出しの電話が鳴る。
到着がギリギリすぎたみたいで、
あとどれぐらいかかるのか?…という電話。
ギリギリだけど、遅れてはいませんから…。
到着し、お茶室の見学へ。
ここはいつ来ても、安定の大満足。
楽吉左衛門館でお茶碗も見て、ここも同様に安定。
詳しくはないが、
お茶碗の見学しながらの談義も楽しい。
そして、ビュッフェ展。

どんよりした空。
…に、ビュッフェの絵。
想像していたとはいえ…。
ちょっと気分が重くなってしまいました。
ラコリーナ、田舎道、広い空、雲への意識、茶室とお茶碗の満足感…が、
ビュッフェ展には重荷になってしまって、
印象が変わってしまったのかも…。
…だとしても、僕の場合ここに来ると必ず茶室は見学するわけで、
また、楽吉左衛門館も必ず見学するわけで、
これは逃れることはできない重荷なのかな?
理屈はともかく、ビュッフェ展は一気に疲れたので、
コーヒー飲んで、少し元気を回復してから退散。
ビュッフェ展が重かった…とはいえ、
久しぶりにここの茶室も見たし、
楽茶碗も見たし、
ラコリーナもほんとに久しぶりだったし、
空と雲も含めて、
私には大満足でした。
ありがとうございました。
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