昨年、茶杓を削る機会を戴いた。 初めて削る茶杓だから、奇をてらわない形で、 なんとなくこれいいな…と思えるぐらいのものがいい。 …とはいえ、その中でも少しだけこだわりを込めたい。 つい、そんな面倒くさいことを考えてしまう。 そんなことを考えながら削っている自分に対して、 なにを造るにしても、この姿勢は変わらないのかも…と思いながら(苦笑)...
今度、友人に来ていただいて一客一亭の茶事をする。 施主との打合せの後、そんなお話をお聞きした。 一客一亭…。 多く聞く話ではないので、 詳しく聞いてみると、 心易い友人と、 一緒に学ぶ感じの茶事で、 場所は、ご自宅の六畳の和室。 …ということ。 茶事に使うという和室を見せて戴くと、 ごく普通の四畳半切の六畳。 部屋を見せて戴いたあと、...
小間茶室においては、光の差し込む量が少なく、かつ、小さな空間故に、差し込む光の方向が座る場所によって明らかに違って見え、それによって景色が変わり、印象も異なるのは当たり前。小さい空間だからこそ、光の方向にはこだわるべき…であることは承知しています。ただ、茶室内部に届く光は、簾の隙間と下地窓あるいは連子窓と障子をかいくぐって来た弱めの散乱光が多い。光の方向を思い通りに操るのは容易なことではありません。
炭点前を終え、食事のために小間から広間へ移動していただく。...
<当日> 外部では、まずは客の到着前に玄関廻りの掃除。 ここのお茶室は、玄関廻りから露地が見える配置だったので、お客様(以降、客 と表記)の到着前に露地もそこそこ念入りに準備。 借りたお茶室なので、どこまで打ち水するか?や、どこまで清めるか?など、本来やるべきことでも、いいのかな?…と躊躇することもあり、そこは臨機応変に…。...
茶事を裏側から垣間見る貴重な機会に恵まれました。今までもありましたが、今度はまたちょっと違う角度から。 ふとしたことからそんな機会を戴いたので、気付いたことを備忘録として記しておきたいと思います。 考えてみれば当たり前ということが多いのですが、いろいろ考えが広がる部分もあり、大変参考になりました。...
下鴨神社を訪れたのは、その近くで開催されていた展覧会をみるため。 それと、数日前のブログで方丈のことを書いたけど、写真が見つからなかったので、 その写真を撮れればなあ…と考えて。 あくまでも、時間があれば…ですけどね。 …で、しっかり早めに着いたので、写真を撮り、お参りしてきた。...
先日の 汎庵・万里庵 その2 の中で書いた 鴨長明の方丈の復元の たまたまですが行くことがあり、 また、たまたmた時間もあったので、 見学し、写真を撮ってきました。 …が、以前見たときは、 たしか河合神社の境内にあったと思うんですが、 今回は有料ゾーンに移築されていました。 かつ、思った角度からは写真が撮り難い。 困ったもんだ。...
作家の野口寛斉さんの作品と藤田美術館のお茶室とのコラボ茶会に寄せて戴きました。 藤田美術館のお茶室は、コロナの影響もあって初使い…とか。 これまで、知人と藤田美術館の展示を見に行っては、 お茶室は使ってないのかな? 使わないのはもったいないね、 …などと話をしていただけに、 今回のお茶会の話を聞いた時には、 二つ返事で飛びつきました。
続いて万里庵。 万里庵は小間。 又隠の写し…と聞いたが、 又隠は茅葺だし、 貴人口はないし、 天井は網代だし、 道庫があったはずだし、 掛け込み天井もあったはずだし、 にじり口の上の連子窓も片引きだったはすだし、 茶道口も片引きだったはずなので、 私的には、写し…というにはちょっと違和感が…。 でも、四畳半だし、...