「千里のお茶の間」というマンションの小さなリフォーム工事がひとつのきっかけをくれました。
このリフォーム工事は、「和室が欲しい」という要望以外に、
特にああしてくれ、こうしてくれという要望があった訳ではありません。
マンション暮らしという実生活のなかで感じておられる不都合を
すこしでも改善するためのシンプルな方法として、
素材という観点から落とし込んでいった結果です。
小さなリフォーム工事だったから実現できたのかも知れませんが、
木・土・紙・竹…などのこだわったそれぞれの素材がその潜在能力により、
想像以上に快適な空間にしてくれました。
古来から日本の建築を支えてきた素材で出来上がった空間は、
使う側がその繊細さを理解し感じてあげる必要があります。
その効果の程も計算し尽くされた新建材に比べれば、小さいかもしれません。
しかし、それらの素材が持つ数字には現れない潜在能力は、
技術の確かさやディテールの表現も手伝って、
想像の枠を超えた絶妙な「やさしさ」を生み出します。
言葉では表せない独特の「凛とした」空気感を漂わせます。
それが日本文化の奥深さと奥ゆかしさだと思っています。
素材・技術・ディテールなどの表現を大切にしています。
TOP 茶室の設計 茶室・数寄屋…実例 温故知新…古民家再生 古民家再生…実例 これまでのお仕事 ご挨拶
私たちの仕事 事務所概要 竣工までの流れ 設計・監理料 諸費用 ブログ ひとりごと 現場雑感
松山S邸 貴船K邸 大津I邸 枚方H邸茶室 玄庵 綾部Y邸 篠山O邸 八尾の食堂兼住宅
アーキスタジオ 哲 一級建築士事務所
大阪府吹田市津雲台5-6-6 木村一静庵 内
TEL:06-7897-9144
050-3709-9144
FAX : 06-7635-9714
※FAX番号が変わりました。
emal : tkimura@archi-tetsu.com
URL : www.archi-tetsu.com/
BLOG : www.archi-tetsu.com/blog/
Twitter : twitter.com/astkim
photoalbum : archi-tetsu.blogspot.jp/
facebookpage: https://www.facebook…