八勝館…と聞いて、
すかさず「行きます」と答えたお茶会へ。
…が、返事をしてから当日までの間にいろいろ考えてみると、
八勝館 → 堀口捨巳 → 御幸の間 → 数寄屋のモダニズム(最後は私の造語)
と連想するのは、私たちの世代…つまり、
今の方たちから見ると、ちょっと古い世代…なんだろうな…と。
いや、たぶんそうだろう。
ま、いいけど。
そもそも、現代数寄屋と言われるものまで意味を広げたとしても
「数寄屋」に興味を持つ建築家は少数派だと思いますからね。
ともあれ、八勝館で行われたお茶会に伺わさせていただきました。

はじめての場所でのお茶会で、勝手がわからず右往左往しましたが、
とりあえず、楽しかったのでOK。
それにしても、敷地の高低差がそこそこすごくて、
その高低差を生かして建物を配置して、
かつ、これだけの建物をよく建てたな…と。
お茶会では、
庭の飛び石の上にカットした絨毯を敷いて、
そこを草履を履かずに渡って待合に行く動線など、
年配の方も多いので、なかなか難しいな…とは思いながらも、
なんか楽しかったです。
(一生懸命歩いてたので、写真ありません)
…で、この日の私のメインイベント。
「御幸の間」へ。
今回のお茶会での「御幸の間」の設定は濃茶席。
一番見たかった和室と月見台の関係性…でしたが、

↑ のように、月見台に陣幕が張られて水屋になってしまっていたので、
お知り合いの先生が居て、ちょっと覗かせてはもらったものの、
しっかりと見ることはできませんでした。
残念…。
水屋、暑かったんじゃないかな?



…とはいえ、庭と建物をしっかりと堪能してまいりました。


私は、車に乗せてもらっての移動でしたので、
疲れるはずはないのですが、
八勝館内をそれなりに歩いたせいか、
帰ったらしっかり疲れていました。
運転、ご苦労様でした。
感謝。
ありがとうございました。
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