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考える

 

図面を描きながら、考える。そしてまた描く。

 

その繰り返し。

 

 

手描きの時代に育った私は、

 

鉛筆の先で考えるんだ!といわれた。

 

 

それでもまだ足りない。

 

そして、迷う。

 

納まりは多種多彩。

 

 

答えはない。

 

でも、決まり事はある。

 

 

決まり事を守りながら、

 

時に独創的に納める。

 

そこに違和感があってはならない。

 

違和感がすべてをぶち壊してしまう。

 

 

さぁ、どうするのが一番いい?

 

どんな納まりが一番自然に見える?

 

クライアントはどれを選ぶ?

 

 

出来上がってみれば、

 

大差はないという人もいるけれど、

 

そこを考えているのといないのとで、

 

見えるものが違います。

 

 

きっと。