新緑の頃の露地は、 先日の雨上がり…がきれいだったように、 散水で、雨上がり…のような状態にしてやり、 朝の澄んだ陽射しで洗われると、 キリキラと輝く、一番きれいな状態で見えるのかもしれない。
雨上がりの朝。 十分に水分を吸った苔たちが、 なんだか、生き生きとして見える。 濃淡がはっきりとして美しい。
以前、茶事の準備で整えられた露地を見て、 「矜持をもって整えられた清々しさ」…という表現をされた方がいた。
今度、友人に来ていただいて一客一亭の茶事をする。 施主との打合せの後、そんなお話をお聞きした。 一客一亭…。 多く聞く話ではないので、 詳しく聞いてみると、 心易い友人と、 一緒に学ぶ感じの茶事で、 場所は、ご自宅の六畳の和室。 …ということ。 茶事に使うという和室を見せて戴くと、 ごく普通の四畳半切の六畳。 部屋を見せて戴いたあと、...
小間茶室においては、光の差し込む量が少なく、かつ、小さな空間故に、差し込む光の方向が座る場所によって明らかに違って見え、それによって景色が変わり、印象も異なるのは当たり前。小さい空間だからこそ、光の方向にはこだわるべき…であることは承知しています。ただ、茶室内部に届く光は、簾の隙間と下地窓あるいは連子窓と障子をかいくぐって来た弱めの散乱光が多い。光の方向を思い通りに操るのは容易なことではありません。
炭点前を終え、食事のために小間から広間へ移動していただく。...
<当日> 外部では、まずは客の到着前に玄関廻りの掃除。 ここのお茶室は、玄関廻りから露地が見える配置だったので、お客様(以降、客 と表記)の到着前に露地もそこそこ念入りに準備。 借りたお茶室なので、どこまで打ち水するか?や、どこまで清めるか?など、本来やるべきことでも、いいのかな?…と躊躇することもあり、そこは臨機応変に…。...
茶事を裏側から垣間見る貴重な機会に恵まれました。今までもありましたが、今度はまたちょっと違う角度から。 ふとしたことからそんな機会を戴いたので、気付いたことを備忘録として記しておきたいと思います。 考えてみれば当たり前ということが多いのですが、いろいろ考えが広がる部分もあり、大変参考になりました。...
下鴨神社を訪れたのは、その近くで開催されていた展覧会をみるため。 それと、数日前のブログで方丈のことを書いたけど、写真が見つからなかったので、 その写真を撮れればなあ…と考えて。 あくまでも、時間があれば…ですけどね。 …で、しっかり早めに着いたので、写真を撮り、お参りしてきた。...
茶室に限らず、 建築って基本的に器や受け皿、または背景である場合が多く、 主役になることは少ない…と僕は思っている。 もちろん主役であるべき用途の建築もたくさんあるが、 僕が設計活動の中心においている住宅や茶室は、 本来の機能で使われているときには、 器または背景であるべきであると思っている。 で、その時の主役は、 住宅の場合は、住む人、...