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畳の採寸中

 

半板、向板の取付も終わり、今日は畳の採寸。

 

 

この畳屋さんは、レーザー水準器で慎重に水平・垂直を確認しながら、

 

数字を口に出すことで、間違いないことを確認するかのような採寸の仕方でした。

 

 

 

もともとの茶室の畳は、3尺1寸5分×6尺3寸の京間畳で、

 

縁内64目が正式なものとされます。

 

 

ところが、今の畳は縁内が63目半。

 

この63目半も、ものにより(編み方により)多少ずれがあるようです。

 

 

今でも正式とされる64目のものもあるにはあるのですが、

 

非常に高価ということで、私は使ったことがありません。

 

 

丸目となる場所の目通りさえ、ちゃんと気を付けておけば、

 

63目半でも何も問題ないと思いますし、

 

これまでにも私の知る限りでは問題になった…という話は聞いたことがありません。

 

 

その目通りの位置も、ちゃんと指示・確認して参りました。

 

 

 

その後、クライアントとお弟子さんの間で、

 

〇〇事件…といわれるまでになった事態の打合せ…でしたが、

 

これに限らず面と向かって打合せすればすんなり解決することも多く、

 

今回もすんなりと、無事解決。

 

 

クライアントも含めての現地確認では、

 

畳は入っていませんし、壁もまだのお茶室に座りながらのいろんなお話。

 

 

そう、大事な雑談。

 

 

 

いい大きさ、いい高さ、いい位置…と、

 

視覚的にはイメージ通りのものとなってきています。

 

これに、こちらが繊細に感じ取ろうとしない限り感じ取れない

 

五感に繊細に訴えかけてくる空気感ともいうべき性能が備われば、

 

竣工という通過点に到達できます。

 

 

今日はあいにくの雨で、屋根までを確認はできませんでしたが、

 

既にあのピカピカだった屋根も落ち着いてきて、

 

徐々にいい感じになってきているそうです。

 

 

同じ様に、物によってその時間の長短はありますが、

 

全ての真新しかった材料が、今の場所に馴染み始め、

 

少しづつ落ちつきを持ち始めます。

 

 

そろそろ、そんな状態が想像できるようになってきました。

  

 

 

…とはいえ、その竣工という通過点まででも、もう少しあります。

 

その前に、今日の指摘箇所、ご検討くださいね。