万博公園のお茶室が一般公開されているのを
モノレールの吊り広告で知り、
たまたま閉館までに時間があるし、
見学するぐらいの時間もありそうだったので、
普段は通りすぎる駅で途中下車して見学に。
近くに居ながら、普段は見学できる機会が限定されているので、
なかなかタイミングが合わず、今回で三度目ぐらいかな?
ただ、お茶室は、
万博公園内の日本庭園の奥の奥…という感じの場所にあって、
公園全体の入口からも近くはない…というか、遠い。
だから結構歩く。
茶庭の、いつもは閉鎖されている門を通り抜けると正面に汎庵が見える。
写真では、右手に見える小間の万里庵と同じような小さな建物に見えるけど、
奥に長く、平面的にも広がっていくので、実は結構大きな建物。
扁額の文字は当時首相だった佐藤栄作氏のもの。
↑ の写真で、左が汎庵、梅見門風の門を挟んで右奥が万里庵。
まずは汎庵。
汎庵には、広間と立礼のお茶室がある。
屋根は、檜皮葺きと桟瓦葺き。
三和土の犬走りが廻り、土庇で軒が深くて、
屋根の重なりが格好いい。
キョロキョロしながら、
ぷらぷら歩いていると呈茶席の方から
どうぞどうぞ…とお声がかかり、
そのまま呈茶席に引き込まれる。
タイミング的に、
ちょっと間があいたところに私が現れて餌食になった…みたいな展開(失礼)。
…ということで、必然的に、まずは呈茶席から。
この施設は、
万博開催当初は、迎賓館の付属の施設のような使い方で一般公開はされていなかった
…と呈茶席で受付をしていた方から教わる。
今回の大阪・関西万博でも外国からの要人用に茶室があったので、
同じような考え方かな。
拝見も何もしないままに、正客席に。
まぁ、一人だからね。
で、席主さんが万博当時の話とか、この施設のこととか、
次のお客さんが来られるまでのしばしの時間、
いろいろと教えてくださいました。
ありがとうございました。
広間は10畳。
ちなみに、お道具類も万博当時のものらしいです。
赤松の一枚板が光る。
で、その向こうには、吉野窓?
ちなみに、この建物のトイレの床も同様に一枚板らしいです。
立礼席。
網代の板も分厚い。
床は登り窯で焼いた陶板…らしいです。
腰掛待合。
腰張りは白いんじゃなくて、たぶん湊紙が色あせた感じ。
屋根のラインが美しい。
蹲踞。
海がこんなに広がった蹲踞はあまり見ないですね。
障子は戸袋に収納できるので、フルオープンになる。
立礼席の入り口は、
踏み石が三和土に埋まっていた。
呈茶を戴いて、
広間をひととおり見せて戴いて、
万里庵へ。
とにかく材料がすごかったです。
万里庵へつづく。
ありがとうございました。
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